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贈与税は税務署にバレますか?

現金の手渡しなら税務署にバレないのでは、と思われるかもしれませんが、贈与を受けてすぐではなく、しばらく後にバレるパターンが多いです。 特に贈与税の無申告については重点的に税務調査が行われているため、無申告がバレてしまう可能性は高いです。 「令和3事務年度における相続税調査等の状況」によると、贈与税について2,383件の実地調査が行われており、そのうち約93%にあたる2,225件に申告漏れ等の⾮違が見つかっています。 また、2,225件のうち1,849件が無申告となっており、非違件数全体の83.1%を占めています。 贈与がバレない方法はあるのでしょうか? 結論としては、 「贈与はバレてしまう」ので、贈与税はきちんと申告すべき です。 贈与税を申告しないとどうなるのでしょうか。

贈与税は相続税を補完するのですか?

贈与税は元々が相続税を補完する(おぎなう)役割があります。 贈与税がキチンと整備されていなければ、相続税を逃れるために多額の贈与を亡くなる前に繰り返し、相続税がかからないようにする、ということもできてしまいます。 こういったことを防ぐために、相続税の計算においては亡くなった日から3年以内に亡くなった人から贈与された財産は相続財産に足し戻して計算するルールがあります。 (その相続で財産を取得した人に限る、生前贈与加算の規程。 足し戻さない財産もあります) またその3年以内の贈与については贈与税を支払っていれば相続税から控除することができます。 (贈与税額控除) このように相続税を計算するうえでは贈与の有無が大きな影響を及ぼし、この関係性は相続税の税務調査のときにも顔を出してきます。

贈与税の申告の義務はありますか?

税務署は、課税に結び付くさまざまな情報を集めることができる調査権限をもっています。 そのため贈与税の申告が必要と推測される大きなお金の動きがあった場合は調査を行うことになります。 その調査の過程で「お尋ね書」と呼ばれる文書を送付したり、直接当人から聞きとりを行ったりするのです。 税務署では納税者の税金に関する情報を一括管理するシステムを導入しているため、その人の収入やおおまかな財産なども把握しています。 そういったことから、収入や財産に見合わない高額な買い物をした場合は「そのお金はどこからきたのか? 」と調べることになるわけです。 その調査の結果「贈与税の申告の義務あり」と判断されたら、その義務を果たすことを求められることになります。

贈与税の申告漏れはバレますか?

贈与税の申告漏れはバレないと考えている方も多いかもしれませんが、実際はかなりの確率でバレてしまいます。 税務署は、脱税や申告漏れ、虚偽申告が疑われる場合について徹底的に調査を行います。 バレないように現金を手渡ししたとしても、税務署は常に目を光らせているため、無申告がバレてしまう可能性は高いでしょう。

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